測定方法は以前と同じく、単純なループするだけのプログラムを実行し cgroups の cpuacct.stat を読むだけです。
環境
- Amazon Linux 2013.09
- ap-northeast-1c
- t1.micro
ループプログラム
void main(){ while(1){} }
今回は cpu.rt_period_us と cpu.rt_runtime_us で CPU リソースの制限は行わずに、Amazon Linux のデフォルトの状態で測定しました。
以前は何も手を加えていない状態だと、すぐに CPU リソースが枯渇してしまい非常に扱いにくいものでしたが、今現在は最初からキャップが設定されているようです。
マイクロインスタンスは、非常に低コストなインスタンスオプションで、小規模な CPU リソースを提供します。マイクロインスタンスは、追加サイクルが利用可能であるときは、CPU 処理能力を短期バーストとして増大させることができます。このタイプが適しているのは、周期的に追加コンピューティングサイクルを必要とする低スループットのアプリケーションやウェブサイトです。持続的な CPU 性能を必要とするアプリケーションには適していません。(引用元: http://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/ )
ただ、上記AWSの説明にある「CPU 処理能力を短期バースト」というのがなくなっているのではという気もしてきます。
もっと長い時間計測すると短期バーストできることがあるのかもしれません。